こんにちは、インテリアコーディネーター、Keikoです。
よく耳にする会話です。
子供が家から出ていって欲しくない親もいれば、出ていって欲しい親もいるようです。
今回は子供が巣立った後の子供部屋をどうするかについて、インテリアコーディネーターとしての目線で考えてみたいと思います。
子供が巣立った後の子供部屋は作り変えよう
いきなりですが、これが答えです。
子供も含め親も次のライフステージに入ったってことなので、次のステージへの微調整の1つとして、家の中をもう一度見直し、考える時期がきたと捉えていいかと思います。
子供部屋をそのままとっておくと、次のライフステージに進みにくくなります。
空き部屋にせず、有効に使いましょ!ってことです。
もし途中で帰ってきてしまったら、それはその時考えればいいことですから。
もちろん、何か事業に失敗して心ズタズタになって戻ってくるようなことがあったら、その時はもう愛情いっぱい注いで、元気回復するまで家に居させてあげればいいと思ってます。
成人した子供が実家に住むと言うなら
自ら一人暮らしを始めたい!と言い出す子もいるけど、そうでない子もいます。もし実家から通勤したいと言うのであれば、きちんとした額を決めて、生活費を納めてもらう方が後々ストレスがないと思います。
東京だと一人暮らしもバカにならない金額なので、節約するために実家で暮らす、という考えもありですね。実際我が家の次男はそうしています。いついつまでにいくら貯めたいので、それまで居てもいいですか?ってことで、簡単な家族会議をしました。
家族であっても人間同士の境界線は必要じゃないかなと思っていて、それはお互いに敬意を払うことでもあります。
そもそもですが、ひとつ屋根の下にたくさんの大人はいりません。
男性代表の王様1人
女性代表の王妃1人
これで十分でしょう。
巣立った後の具体的なリフォーム例
こちら、我が家のリフォーム例です。リフォームといってもこれはDIY女子なら自分でできる内容です。
正直、日本で何かを作ってもらう、直してもらうとなると、ちょっと高いなと思うので、できることは自分でするようにしています。
これはまだ子供達が小・中学生ごろの部屋ですね。このころは二段ベットを置いて居ました。
壁紙はイエロー系
カーテンはベットリネンの色に合わせてブルーのギンガムチェックです。カーテンポールも白ですね。子供らしい部屋です。
それが10年後にはこうなってます。↓
こちら、客間として作り変えた子供部屋です。全く目的の違う部屋になりました。
2段ベット → 1段ベット
壁はイエロー → グリーン
カーテンは青系のギンガムチェック → ウィリアムモリスのウィロボウ
白い木製カーテンポール → 真鍮カーテンポール
ベットリネンは青系 → ベージュ系
普通の椅子 → 高さ調整、背ロッキング機能がついたオフィス用チェアー
ざっとこんな感じですね。
部屋の目的を決めて作り上げていく
作り方としては、
- この部屋を何の部屋にしたいか
- この部屋で何をしたいか
を明確にしてから作業するのが賢明です。