海外のインテリア雑誌を見ても「素敵だなぁ…」と、ため息だけ。あまりにハードルが高すぎて、何から始めていいのかわからないと言う方は少なくないです。
もちろん一朝一夕にはいかないけど、壁に色をつけると、一気にその雰囲気に近づきます。
具体例を見てみる
論より証拠、いくつかの写真を見てもらった方が早いですね。
我が家の寝室の例
よくある無難な白い壁です。
カーテンやベットカバーなどの色を合わせて、まとまってるようには見えるけど
トープのようなニュアンスカラーを塗ると、部屋全体が締まり、カラーの持つ特徴も手伝って、雰囲気のある部屋になります
夕方の様子です。
この時間帯から雰囲気がさらに良くなっていきます。
壁に色をつける+間接照明=海外素敵インテリア
この方程式、あながち間違いではないと思います。
広尾クッキー屋の例
2月にオープンした、広尾クッキー屋 Kiitti の改装の様子です。
インテリアコーディネーターとして仕事をさせていただいた思い出のお店です。
ペンキの下地塗りの様子ですね。ランチ付きお手伝いで集まった、主婦起業家DIY集団です。時給で働いていないので、昼間でも声をかけると意外とスムーズに集まってくれます。ありがたい存在です。
築60年以上の古い物件を壁紙やペンキで色をつけると、こうなります↓
イギリスサンダーソン社の壁紙を使いました。ペンキもそれに合わせたイエローを選んで。
建物の古さが余計に良い味わいを出して、雰囲気のある空間が実現できます。
ここを白い普通の壁にしてしまうと、古さをプラスとして生かしきれず、マイナスとして加速させてしまう気がします。
広尾クッキー屋のトイレの例
築60年以上、実際の建築時期は不明だったので、もちろん和式トイレで、石が敷いてありました。
こちらが色をつけて出来上がった空間です。
腰板を貼って、パステルグリーンを塗りました。壁紙もそれに合わせてポップな柄のものを使っています。
トイレは面積も小さいし、少し冒険できる場所かもしれないですね。
海外インテリアへの近道
白い壁が好きな方には申し訳ないですが
色をつける
つまり、ペンキを塗ったり、壁紙を貼ることで、海外インテリアに近づけることが少しわかっていただけたかと思います。
北欧インテリアなど、白い壁でも海外のおしゃれなインテリアを作り上げることは可能です。ただ難しいです。
何にでも合うと言われている白いシャツと同じで、センスがないと、素敵にコーディネートするのは意外と難しく、たいていは普通に、無難に仕上がってしまいます。
とは言っても、賃貸に住んでる方は、退出時に原状回復しなくちゃいけないので、壁に色をつけることはNGかもしれないですね。
そんな方にもDIYブームの今は、はがせる壁紙など賃貸派の味方になる商品がいろいろ出ています。よかったら挑戦してみてください。